Adobe CS2がアドビの公式サイトから
ダウンロードできるようになりました。
CS2ユーザー向けに
認証が必要のないバージョンが
ダウンロードサイトに置かれています。
CS2とは、Creative Sweetの略です。
デザイナーが使うグラフィック・ソフトウェアでは
Illustlator1(※1)とPhotoshop(※2)が有名ですが
その2つが入ったパッケージです。
1:様々な図形やイラストが描けます。文字も自由に扱えます。
2:写真の色補正や画像の修正がでます。
▼Adobe
CS2のダウンロードページ
http://www.adobe.com/jp/downloads/cs2_downloads/index.html
無料でダウンロードできるようになったと
はちま起稿やその他ブログで取り上げられたので
一時は「高額ソフトが無料で使える!」と騒がれましたが
10万円もするソフトウェアが無料にはなりません。
しかも、現在主流OSは
windowsでは7や8、MacではOS10.6ですが
この主流のOSでは使えないバージョンです。
現行のCSはバージョンが「6」でして、
「2」は、7年前に販売された古いタイプです。
windows XPだと使えるようですね。
▼ライセンス違反について考える
CS2が無料で使えるならダウンロードしておこうと思った方は
ライセンス違反について調べておかないといけません。
個人で使うにしても知っておいたほうが良いですし
企業に勤める方なら勤務先に迷惑をかけることのないように
社内で使用するソフト(仕事で使う場合)は
基本的にライセンスがあるものを使いましょう。
まずは「ソフトウェアライセンスの再点検」から
http://www.bsa.or.jp/saitenken/print/damage_01.htm
ライセンス違反には、刑事罰があるか
http://okwave.jp/qa/q4022026.html
刑事罰は、金額が大きい違反が対象になる場合が多く
たとえば、路上でコピーしたソフトウェアを売りさばいた場合には
刑法第161条に「電磁的記録不正作出及び共用」罪があり
有罪ですと、5年以下の懲役(50万円以下の罰金)です。
その販売物がポルノの場合には
「わいせつ図画販売目的所持」も付いてきます。
著作権違反の一番悪い例を書きました。
CS2を無断で使用した場合は、民事事件になるでしょう。
Adobe社と使用した人との間で裁判が行われます。
考えられる請求は、どのようなものになるかと言いますと
たとえば、個人的な使用の場合ならソフトウェアの代金程度ですが
商業利用の場合は、売り上げた金額の倍額が
請求されることもあるでしょう。
以上が、CS2のライセンス違反に関してです。
次回更新時には、身近に起こり得るパターンを書いてみたいです。
- Excelを友達に借りて自分のPCにもインストールした
上で話題になったアドビ社のイラレを
使っていいのかどうかが判断しやすいのではないでしょうか。
著作権については、音楽の世界ではブートレグが有名ですが
これについては、まとめきれないので要望があれば書きます。
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